富士山本宮浅間大社―浅間神社の総本山

富士山本宮浅間大社の「本宮」は富士山南方の富士宮市にあり、富士山山頂は 富士山本宮浅間大社の「奥宮」となります。

富士浅間公園
ですから、山頂が近づくと鳥居があるのです。
「浅間神社」は日本のいたるところにあります。いくつかご存じの方もいらっしゃることでしょう。
それは、富士山自体が御神体であり、富士山信仰としての社宮が浅間神社なのです。その総本山が 富士山本宮浅間大社です。
ところで、所有者ははっきりしました。ですから、所有者の登記上に地名もはっきりしています。所有者は富士宮市の本宮ですが、「山頂」の住所はどうなっているのか御存じですか?

日本地図を広げて県境を意味する境界線をたどってみると、山頂で切れているのが認められるはずです。
そうです。富士山頂は日本のどの都道府県にも属していないのです。強いて住所を言えば、「日本国富士山頂」です。
富士山を御神体とする信仰では、この神の名を「このはなのさくやひめのみこと」と言います。
別称は「あさまやまのおおかみ」です。作者不詳ではありますが、
現存する時空をテーマとした最古の空想科学小説とされている「竹取物語」の主人公「かぐや姫」がこの神にあたると考えられています。
富士山信仰は見つかっている遺跡群を根拠として推察されています。少なくとも縄文時代には既に富士山信仰は興って(おこって)いたようです。
日本への仏教伝来よりはるかに古くからの信仰であたことから、「神道」としての富士山が目立つのですが、
「村山修験」の中心地として、富士山興法寺(ふじさんこうぼうじ)があります。そのようなことから、富士山は、仏教、神道の習合としてのシンボリックな存在です。

仏教での行として、富士登山が行われ、この行為が「村山修験」の本質です。
前述した、「神仏分離令」により、「村山修験」は急速にすたれましたが、
富士山本宮浅間大社の本宮である富士宮市の村山浅間神社では、「村山修験」のグッズを焼く「護摩炊き」は現在でも行われています。

富士山は、昭和11年に「富士箱根伊豆国立公園」となっておりますが、
信仰の対象としては、世界が目するところであり、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産に指定されています。
また、日本の霊峰として、日本三名山や、全国の名山としての日本百名山、さらに、日本の地質百選に名が載せられています。
日本三大霊山としては富士山、白山そして最近噴火した御嶽山もしくは立山とされています。